今回の記事では「現金とクレジットカード」の比較と併用について公開します。「現金を主軸にする」・「クレジットカードを主軸にする」基準は多々あります。現金、もしくはクレジットカードの積極活用のどちらが正解かわからない方に向けて、現金とクレジットカードに比較と併用、どちらか一方を使う基準について徹底解説しますので、最後まで記事を読んでみてください。
キャッシュレス後進国の日本による還元事業(終了)
2019年10月の消費税増税と共に始まったキャッシュレス還元事業ですが2020年、つまり今年の6月末までが期限となります。今現在2月の2週目となるため、約半分の月日が流れたという事です。お得な制度による還元もあとわずかの期間となるので積極的に利用していきたいですね。
日本はキャッシュレス後進国
2018年度の「総務省統計調査」によると、単身世帯の一月当たりの食費は約4万円(39,811円)となります。一人暮らしとなると、外食の回数も増える傾向になるため、二人以上世帯と比べて比率が大きくなるのが現状です。それならなおさら「キャッシュレス還元事業」を利用して多くの還元を得たいと考える人も多いです。
だが、そんな考えとは裏腹に「日本はキャッシュレス後進国」となります。キャッシュレスの話題はまた近々書く予定ですが、本題とは逸れるので多くは語りません。今回は日本の今後の課題ともいえる「現金 VS クレジットカード」のお話をしていきます。
- キャッシュレス後進国の日本による還元事業(終了)
- 日本はキャッシュレス後進国
- 現金とクレジットカードの比較と併用を家計改善のプロが解説
- 食材と日用品の買い物に使うのは現金?クレジットカード?
- 食材と日用品を現金で買うメリット
- 食材と日用品をクレジットカードで買うメリット
- 現金とクレジットカードを併用できる?
- 現金とクレジットカードを併用する理由5選
- まとめ:現金とクレジットカード払いをうまく使い分けることが大切
現金とクレジットカードの比較と併用を家計改善のプロが解説
初めに言っておくと、未だに「現金を強く推奨」する方が多いです。ただ、それ自体は決して勿体ないという事には必ずしも繋がりません。家計改善のプロとして活動している私も現金はよく使いますし、やはり現金ならではのメリットもあります。
ただし、【現金のみを使うメリット】はないです。何故なら、【現金は現金でしかない】からです。とはいえ、「わざわざクレジットカードを使うメリットなんてないだろ?無駄遣いも増えるし・・・」という意見もあり、一理あるのも確かです。
ですが、固定観念を重視して「現金のみ」に絞って決済を続けていると、どうしても機会損失(本来得られるべき利益を取り損なう事)が出てきますので、そうならないために
【現金とクレジットカードの併用】をするべき理由を徹底的に解説していきます。それでは、まずは決済の代表としまして、【食材と日用品】を現金のみで買う人とクレジットカードのみで買う人の比較を見てください。
食材と日用品の買い物に使うのは現金?クレジットカード?
大きく分けると、「現金」か「クレジットカード」の2種類に分ける事が出来ます。現金派・クレジットカード派それぞれの主張があります。そこで、現金派とクレジットカード派の主婦のお互いの主張から現金およびクレジットカードのメリット・デメリットを確認していきましょう。
食材と日用品の買い物は絶対「現金」と言う主婦の主張
・「手元にあるお金」でお買い物をするので無駄遣いがない
・クレジットカードと違い、その月の買い物として健康的な家計を保ちやすい
・キャッシュレス対象店舗を意識しなくて良い
食材と日用品の買い物は絶対「クレジットカード」と言う主婦の主張
・キャッシュレス還元事業の恩恵を受けることができる(期間限定)
・クレジット明細を使うので家計の管理が楽
・貯まったポイントはネットショッピングでも使用できる
では、それぞれの主張を元に現金派とキャッシュレス派のメリットをまとめて解説してみましょう。
食材と日用品を現金で買うメリット
食材と日用品を現金で買う主婦の主張としては、やはり「無駄遣い」がないというのが大きなメリットでしょう。キャッシュレス決済は便利でポイントが付く分「支払の感覚が麻痺」しやすいと科学的にも証明されています。
また、クレジットカードは今月の支払いをまとめて清算する「翌月決済」を採用しているので今月分の生活費を計算するときに「タイムラグ」が生じますのでこの分を今月分として計上するには「支払月」ではなく、「使用月」として家計簿をつける必要があります。このような煩雑な考えがないのも現金のメリットとなります。
食材と日用品をクレジットカードで買うメリット
まず、期間限定で「キャッシュレス還元事業」によるポイントが「現金以外」の買い物でもらえるという点が挙げられます。また、クレジット明細が発行されるのでそれを元に家計の管理をする事も可能です。その他にも、「現金にはない」ポイントが付きます。貯まったポイントはネットショッピングでも使用できるため、お買い物の幅も広がるのは大きなメリットとなります。
※キャッシュレス還元事業は終了しました
上記で触れたように家計の管理をする場合は「金銭感覚の麻痺」であったり、支払月に関して「タイムラグ」が生じるので注意が必要です
それでは、いよいよ「現金とクレジットカードを併用する理由」について解説していきます。まずは、そもそも「現金とクレジットカードは併用できるのか?」について詳しく解説します。
現金とクレジットカードを併用できる?
結論から申し上げますと、現金とクレジットカードは併用することができます。多くの場所では、商品やサービスの支払いに現金またはクレジットカードを選択することができます。たとえば、レストランや小売店、オンラインショッピングなど、さまざまな場所で利用することができます。
クレジットカードが使用できる店舗とスマホ決済について
ただし、使用できる支払い方法は場所や事業者によって異なる場合があります。一部の小売店やレストランでは、一定金額以上の支払いにクレジットカードを利用することができない場合もあります。また、特定の場所では現金のみ受け付けるところもあります。とはいえ、最近では「小規模な店舗でもクレジットカードに対応している所がほとんど」です。ただし、「スマホ決済においては、まだまだ使えない店舗」が多くあり、「ドン・キホーテ」のようにそもそも導入に対して消極的な大型店もあります。
さらに、国や地域によっても異なる場合があります。一部の国ではクレジットカードが一般的に使用され、現金を使用する機会が限られる場合もあります。逆に、一部の国では現金が主流であり、クレジットカードの使用が制限される場合もあります。
したがって、現金とクレジットカードを併用するかどうかは、場所や事業者の方針、および所在地によって異なる場合があります。特定の場所や事業者での支払い方法については、事前に確認するか、支払い方法に関する表示や案内を確認することをおすすめします。
現金とクレジットカードを併用する理由5選
現金とクレジットカードを併用する理由の大前提として「お互いのメリットを生かす」事にあります。それでは、【現金とクレジットカード片方だけしか使わない場合のデメリット】も考慮しつつ、詳しく見ていきましょう。
・クレジットカード払いだけでは金銭感覚が麻痺する
・クレジットカード非対応店舗で柔軟な対応が出来る(現金払い)
・クレカ活用でATM手数料を抑えながら、現金活用で支出を軽減出来る
・現金で支出をコントロールしつつ、クレジットカードでポイントを貯めれる
まとめ:現金とクレジットカード払いをうまく使い分けることが大切
今回は「現金とクレジットカードの比較と併用を家計改善のプロが解説」の記事を公開しました。日本はキャッシュレス後進国で海外では異例となる「現金強硬派」が多いです。そのため、日本での家計管理は未だに現金の家庭が多いのが現状です。現金・キャッシュレスそれぞれのメリット・デメリットはありますが、「自己管理が出来る」場合は、断然【クレジットカード払い】がおすすめです。
ただ、金銭管理に自信がない方は現金を主軸に家計を支えるパターンで問題ありません。また、健康的な家計を保つために「現金・クレジットカードに比較・併用の情報」の他に、「人気キャッシュレスの比較」・「最強のくま【ネットショッピング】」・「2024年1月1日開始の新NISAで家計を大幅改善」の3つもご活用ください。
今回は以上となります。いつも私の【家計改善の記事】をご愛読いただきまして本当にありがとうございます。