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【最新】楽天証券のかぶミニ国内株式手数料無料メリット・デメリット5選

【かぶミニの国内株式手数料無料化のメリット5選:注意点と疑問点も徹底解説】

楽天証券愛用者楽天証券の国内株式手数料無料化が決定したけど、かぶミニ(単元未満株取引)も完全無料で個別株の取引が出来るの?結局の所、かぶミニのスプレッドや必要な手続きがどうなるのかわからない・・・」

このように、楽天証券の国内株式手数料無料化が決定したのはわかるけど、詳細がイマイチわからないという方が非常に多いです。そこで今回は【楽天証券のつみたてNISA口座で利益を出している「かぶミニ取引経験のある」家計改善ブロガーが国内株式手数料無料化のメリット5選に加え、無料化に際して出てくる疑問と新たに可能となる外国株式の新NISA戦略について徹底解説】します。

■この記事を読んでわかる事■
・楽天証券のかぶミニ(単元未満株取引)で国内株式手数料無料化の方法がわかる
・かぶミニで手数料が無料になるメリット5選により効率的に個別株取引が可能
・かぶミニで国内株式手数料を無料化する際の必ず気を付けるべき注意点がわかる
・新NISA戦略として外国株式の手数料ポイントバックを併用する方法を詳しく解説
・投資初心者向けて株取引で知っておくべき「コスト」について詳しく解説します

こちらの、かぶミニの国内株式手数料無料化の記事を読むことにより【かぶミニの国内株式手数料無料化をするうえでやるべき事、かぶミニに対する疑問をしっかり解決します】ので、「かぶミニ取引は勿論、かぶミニを使った新NISA戦略失敗で大損を出さないようにするため」最後まで記事を読んでみてください。

 

楽天証券かぶミニの国内株式手数料無料化が決定

人気ネット証券「楽天証券」による国内株式取引手数料の無料化が実現

楽天証券がついに株式手数料の無料化を発表しました。詳細としまして、「2023年秋より、楽天証券の「国内株式の取引手数料を無料化する事が決定」しました。

 

楽天証券公式サイト「国内株式手数料無料化」の説明文

楽天証券株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:楠 雄治、以下「楽天証券」)は、2023年10月1日(日)(予定)(※1)より、いつでも・どなたでも、国内株式(現物・信用)取引手数料無料で取引可能な「ゼロコース」(※2)の提供を開始することをお知らせします。また、あわせて、取引手数料の1%分のポイントを還元する新たなポイントプログラムも開始します。さらに、「かぶミニ™(単元未満株取引)」の売却手数料と、現在、現物取引は約定代金10万円以下まで、信用取引は約定金額にかかわらず、取引手数料無料で取引いただいている「超割コース 大口優遇」の現物取引手数料も、約定金額にかかわらず無料とします。これにより、「超割コース 大口優遇」をご利用のお客様も、国内株式(現物・信用)を取引手数料完全無料で取引可能となります。

楽天証券かぶミニの国内株式手数料無料化が決定【いつから開始?】

楽天証券の「国内株式手数料が無料化決定」2023年10月1日より開始

楽天証券の「国内株式手数料の無料化」は2023年10月1日より開始となります。国内株式手数料の無料化は大きなメリットです。しかし、気を付けるべき点もあります。それは、

【楽天証券の国内株式手数料が無料化】=かぶミニでの売買で手数料が全く発生しない訳ではない(完全無料ではない)

という事が重要です。詳細は下記の「かぶミニ」の国内株式手数料無料化に関する「スプレッド」の内容で詳しく解説していきます。

【注意点】かぶミニは国内株式売買手数料とは別に「スプレッド」が発生

楽天証券は10月1日より国内株式手数料無料化だからNISA口座でも売買手数料がかからないし完全無料で個別株の運用が出来る」と考えてしまいがちですが、

実は、これは間違いです。正しくは、「国内株式の売買手数料が無料」及び「スプレッドが別途発生」します。※スプレッドは買い付け、売却それぞれに「0.22%」発生します。更に詳しく知りたい方は、下記の「かぶミニの特徴」の記事をご確認ください。

 

■関連記事■
かぶミニで発生するスプレッドとかぶミニ取引の特徴「10選」を公開中

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※楽天証券の単元未満株取引である「かぶミニ」では「リアルタイム取引」によるスプレッドが発生しますが「寄付き取引」は「無料」となりました。

国内株式手数料無料コースはすぐに反映される?

楽天証券の国内株式手数料無料化に伴い、対象となる「ゼロコース」を希望される方は楽天証券の手数料コースの変更をする必要があります。また、【手数料コースの変更をしてもすぐには反映されず、翌営業日から変更後の手数料コースでお取引】ができます。

楽天証券:公式サイト

営業日の15:30までに変更の手続きをいただくと、翌営業日から変更後の手数料コースでお取引いただけます。
手数料コースの変更は何度でもおこなっていただけます。

楽天証券かぶミニ:国内株式手数料無料化のメリット【5選】

かぶミニの国内株式手数料無料化によるメリット「5選」

国内株式の手数料が無料になるメリットは、投資家にとって非常に魅力的なものです。以下はその主なメリットをわかりやすく説明します。

楽天証券かぶミニ:国内株式手数料無料化のメリット①現物と信用取引での手数料が0になる「ゼロコース」

楽天証券の国内株式手数料の無料化は「現物取引だけでなく信用取引でも適用できる」のが大きな特徴です。現物取引でも勿論、投資のリスクはありますが、それ以上にリスクがある信用取引でも手数料が無料になるメリットは大きいです。

また、「現物取引・信用取引」共国内株式手数料無料化のコースは楽天証券新プランの「ゼロコース」となります。※楽天証券のSOR利用同意が必要

楽天証券かぶミニ:国内株式手数料無料化のメリット②売却手数料が11円から完全無料(0円)に

楽天証券のかぶミニ「売却手数料11円⇒無料化」

 

楽天証券のかぶミニといえば、かぶミニスタートアップキャンペーンの適用で「11円の株式売却手数料が無料になるキャンペーン(買い付け手数料は元々無料)」を行っておりましたが、キャンペーン終了後は「通常通り11円の売却手数料が発生する予定」でした。ですが、2023年10月2日の約定分より「かぶミニ取引における売却手数料が11円から無料(0円)になる」ので、かなりのコスト削減となります。

楽天証券かぶミニ:国内株式手数料無料化のメリット③かぶミニ取引の実用性向上と長期分散投資の観点

かぶミニ取引は「買い付け手数料は無料」ですが、最大のデメリットとして「片道0.22%のスプレッドが発生」します。かぶミニ取引は元々「売却手数料」+「売買スプレッド」の関係で「それなりにコストがかかる取引」でしたが、売却手数料が無料になった事で、更に「長期分散投資としてのかぶミニ取引の活用」が可能となりました(かぶミニ取引の実用性が向上)。

楽天証券かぶミニ:国内株式手数料無料化のメリット④ポートフォリオの安定

かぶミニ取引とポートフォリオの関係について

かぶミニで国内株式手数料無料化のメリットを活用するという事は「国内株式で資産運用をする」という事です。

そして、投資をするうえで投資配分(国内株式を含む)として「ポートフォリオ」を意識している方がほとんどです。そして、どんなに安定したポートフォリオを組んでいてもかかるのが「コスト」であり、コストを削減する事はポートフォリオの安定につながります。

また、株式の取引にかかるコストについては後で解説しますが、ポートフォリオを安定させるために「株式」・「債券」・「金」のように資産の分散投資をするのが資産運用における基本戦略です。更に言えば、株式は「国内株式(日本株)」以外にも魅力的な外国株が多数存在します。

外国株式と楽天証券の国内株式手数料無料化による安定感

同じ株式の運用においても種類があります。大きく分けて、「日本株」・「米国株」・「新興国株」の3つが基本となります(米国株と新興国株はそれぞれ外国株式の一種となります)。その中でも、

日本株の国内株式手数料無料化(楽天証券「ゼロコース」とSBI証券「ゼロ革命」)

によるコスト削減は米国株や新興国株のような「外国株式の運用を手助けする一つの要素」となりますので、長期的な運用になるにつれて、そのメリットは大きなものとなります。

楽天証券かぶミニ:国内株式手数料無料化のメリット⑤新NISA戦略として使える

新NISAに対する疑問・制度の内容・対象金融商品・注意点等を徹底解説

かぶミニ取引は長期分散投資の観点から「新NISAとの相性が良い」という特徴があります。今までは、少しネックとなっていた「かぶミニ銘柄の売却手数料11円」も今回の楽天証券「国内株式手数料無料化(かぶミニを含む)」に伴い、更に新NISAでの戦略として組み入れやすくなったので、下記の「かぶミニ取引の新NISA戦略編」にて順番に解説していきます。

かぶミニ取引以外でも言える「国内株式手数料無料化」のメリット「6選」

①コスト削減:手数料がかからないことは、投資を始める際や取引を頻繁に行う際のコストを大幅に削減できます。手数料がかかる場合、取引ごとに一定の金額が差し引かれるため、その分だけ投資資金が少なくなります。手数料が無料なら、全ての資金を投資に充てることができます。

②小口投資がしやすい:手数料が無料であれば、少額のお金で株式を購入しやすくなります。これは新規投資家や初心者にとって特に有益です。少額から投資を始め、資産を着実に積み上げることができます。

③リスクヘッジがしやすい:手数料がかからない場合、資産の分散がより効果的に行えます。異なる銘柄や資産クラスに投資することで、リスクを分散し、ポートフォリオ全体の安定性を高めることができます。

④取引の頻度を上げられる:手数料がかからない場合、取引の頻度を上げることができます。短期トレードやデイトレードなど、頻繁な取引戦略を採用する投資家にとっては、手数料の心配がないことが大きなメリットです。

⑤長期投資が促進される:手数料がかからないと、長期的な投資がより魅力的になります。長期ホールディングを行う場合、手数料が控えめな方が投資利益を最大化しやすくなります。

⑥新たな投資家の参入を促進:手数料の無料化は、新たな投資家が市場に参入しやすくなることを意味します。これにより、投資市場がより多様化し、市場の活性化に寄与します。

手数料が無料になることは、投資のアクセス性を向上させ、個人投資家にとってより魅力的な選択肢を提供します。ただし、手数料が無料であるからと言って、投資のリスクを無視することは避けるべきです。依然として投資市場のリスクや投資戦略の検討が必要です。

ポイント!国内株式の手数料無料化を実現した証券会社2社:「楽天証券」と「SB I証券」は新NISAとも相まって更に人気が加速⇒「需要に合わせて投資キャンペーンも増加=更にお得」一例:為替の手数料キャッシュバック・手数料割引クーポン配布

 

楽天証券のゼロコースによるデメリット

楽天証券の国内株式手数料無料コースとして「ゼロコース選択」を選択する場合に利用同意が必須楽天証券の国内株式手数料無料化はメリットの部分が大きいため、ゼロコースを選択して損をする事はありません。強いて言えば、ゼロコースの選択は【SOR利用同意が必須条件】となりますので、【ゼロコースを選択しない(選択した場合はSOR利用同意に合意となる】場合はSORを気にする必要もありません。

とはいえ、現物取引以外の取引や会話の証券会社の担当者との会話を希望をする方にとっては大きなデメリットがあります。

楽天証券のゼロコース開始により発生するデメリット「信用取引による誤解」と「オペレーター取次手数料」と「追証」

楽天証券のゼロコースでは「現物・信用・かぶミニ」の各取引における「売買手数料が無料」となります。そのため、一見すると「信用取引の手数料はかからない」ように見えますが、信用取引ならではの「貸株料」や優待クロスで発生する場合がある「逆日歩」の事を考えなくてはなりません。

楽天証券のゼロコース選択による安易な信用取引は追証のデメリットが拡大

楽天証券のゼロコース選択をした後、特に気を付けたいのが信用取引です。また、信用取引において大きなデメリットとなるのが「追証(おいしょう)」です。簡単に説明すると追加保証金である「追証」が「売買」の「建玉」において損失が発生、更に拡大すると「委託保証金の維持率低下」による「担保不足」となり「追加の保証金の催促」となります。

また、追証の代金を払わない場合は「信用取引の制限」、最悪の場合は「強制執行」となり手持ちの株の「売却」、つまり「損失の確定」が決定となります。

楽天証券のゼロコース選択によるオペレーター取引は手数料拡大により損失デメリットが拡大

楽天証券のゼロコース選択をしても、オペレーターの取次ぎをご希望の方には手数料としてはかなりのデメリットとなります。

何故なら、楽天証券の取引に「オペレーターの方による電話注文をした場合」は「ネット取引」とは違い「1回のお取引が発生する毎にオペレーター取次手数料が最大4,950円(税込)発生」します。

そのため、楽天証券で「コストを重視」する場合、また、ゼロコースの対象商品をご購入の際は、「ご自身でのネット取引」を基準としてみてください。

ゼロコースを選択する際の注意点

【ゼロコースの変更は手動による選択】か【楽天証券のアンケート画面から事前に変更希望出す】のどちらかをした場合にゼロコースでのコース運用が開始となりますので、自動ではゼロコースが反映されませんのでお気を付けください。

楽天証券の国内株式手数料無料デメリット5選

楽天証券は証券会社の中でもトップクラスの手数料の安さを実現した数少ない証券会社のため、ほとんどデメリットはありません。とはいえ、「楽天証券ならではのデメリット」も少なからず存在しますので、こちらについてご紹介いたします。

楽天証券ならではのデメリット①オンライン専門の証券会社

楽天証券はオンライン専門の証券会社であり、対面の支店や顧客サポート窓口がありません。そのため、これから国内株式での取引を始める方にとって、直接相談や質問に応じてもらう機会がないことを意味します。ただし、証券窓口での取引は高確率で証券会社の都合に合わせた金融商品に誘導されてしまうという更に大きなデメリットを回避できるため、必ずしも悪い事ではありません。

楽天証券ならではのデメリット②セルフサービスでのチャット対応

楽天証券はセルフサービス型のプラットフォームで、投資に関するアドバイスやサポートが他の金融機関と比べて限られています。基本的には急ぎの質問はAIに答えてもらい、そこそこ時間がある場合や一人で悩んでも解決できない証券取引の疑問についてはそれ相応の時間をかけて問題を解決する必要があります。つまり、ご自身(セルフサービス)で投資に関する知識やスキルを自己学習しなければならない点があります。

楽天証券ならではのデメリット③多機能な取引画面

 楽天証券の取引画面は多機能で、かなり豊富な内容となっております。勿論、サービスが充実している事自体は問題ありませんが初心者には複雑というデメリットもあります。ただし、楽天証券の愛用者の私からみても楽天証券での取引方法は「慣れてしまえば簡単」のため、情報の使い方を理解するために時間と努力はそこそこ必要ですが、そこまで気にする必要はありません。

楽天証券ならではのデメリット④外国株式やIPOが他社にやや劣る

楽天証券で提供される金融商品はラインナップが豊富ですが、「新興国株」やIPO(新規上場株)については他社証券会社よりやや劣る点があります。そのため、特定の商品やサービスを提供していないことがあるため、投資戦略を展開する上でデメリットが生じる場合があります。

楽天証券ならではのデメリット⑤ネットワークトラブルによる問題

楽天証券は「ネット証券」のため、インターネット経由での取引となります。そのため、楽天証券はネットワーク障害やシステムの問題により取引が遅延したり、中断したりするといった「ネット証券ならでは」のデメリットが発生する可能性があります。

楽天証券ではネットワーク障害はそこまで発生はしませんが、トレーダーの方のような投資専門の方は勿論、楽天証券の投資初心者の方も「不測の事態」でチャンスロスを出さないためにも、証券会社のネットワークトラブルに備える必要があります。

楽天証券ならではのデメリットをお伝えしましたので、次は「楽天証券の国内手数料が無料」になるために発生しやすいデメリットについてお伝えします。

楽天証券の手数料が無料になるために発生しやすいデメリット【4選】

楽天証券の株の手数料が無料になる直接的なデメリットは「SOR同意が必要になる」といった「大きな問題ではない」デメリットがほとんどです。

ただし、国内株式手数料無料化が無料になる事により、発生する可能性が増えるデメリットが4つあります。楽天証券のかぶミニ投資未経験者でもわかりやすいように説明しますね。

楽天証券の国内株式手数料で発生しやすくなるデメリット①情報を取るのに時間がかかる
楽天証券の国内株式手数料が無料になると、国内株式の取引が増える可能性があります。その結果、株に関する情報をより深く理解する必要が増えるので、ご自身の株式取引量に合わせて負荷がかかる可能性が充分にあります。そのため、国内株式手数料が無料とはいえ、無理な取引をしないように気をつけることが重要です。

楽天証券の国内株式手数料で発生しやすくなるデメリット②無駄な取引の誘発(むだなとりひきのゆうはつ)
楽天証券の国内株式手数料が無料、かぶミニで「単元未満株取引もできる」となると、小さな金額でも気軽に国内株式の取引をしながら分散投資ができます。しかし、これが逆に、無駄な取引(国内株式手数料無料のデメリット)を誘発する原因になるかもしれません。したがって、国内株式の手数料が無料で単元未満株取引「かぶミニ」が楽天証券でできるとはいえ、慎重に資産を管理することが大切です。

楽天証券の国内株式手数料で発生しやすくなるデメリット③短期的な思考の誘発(たんきてきなしこうのゆうはつ)
楽天証券の国内株式手数料が無料のため、短期的な利益を求めて取引することが増える可能性があります。しかしながら、株式投資は長期的な視点が非常に重要です。短期的な思考では国内株式手数料無料な事がかえってデメリットとなる可能性が高まりますので、慌てず冷静に考えることが必要です。

楽天証券の国内株式手数料で発生しやすくなるデメリット④市場の乱れ(しじょうのみだれ)
楽天証券の国内株式手数料が無料になることで、発生するリスクを理解していてもそれは個人での対策の話となります。というのも、国内株式手数料無料というメリットがデメリットとなる【Good news is bad news(良いニュースは悪いニュース)】になる可能性も出てきます。

つまり、楽天証券の国内株式取引が一時的に乱れる可能性があります(ちなみにこの逆で、悪いニュースが良いニュースとなる事も多々あります)。これにより、大量の小口取引が行われ、市場の価格が正確に反映されないことがあります。これが投資判断に影響を与える可能性があります。

まとめると、楽天証券の国内株式手数料が無料になることは便利な一方で、慎重な取引や長期的な視点を持つことがますます重要になります。楽天証券の国内株式取引(かぶミニを含む)に慣れていない場合は特に、投資に関する基本的な知識を身につけ、無理な取引を避けるよう心がけてみてください。

楽天証券かぶミニの国内株式手数料無料【ゼロコース:疑問解決編】

楽天証券の国内株式手数料無料化は、投資家の方やこれから投資を始める初心者の方にとっては朗報となります。ただし、楽天証券の国内株式手数料無料化に伴い「必要な手続き」も発生する場合があります。※ゼロコースを選択する場合

そこで、こちらでは【国内株式手数料無料化】の新コースとしまして【かぶミニ取引で有効活用したいゼロコースに関する疑問を解決】していきます。

楽天証券の「ゼロコース」はいつから「変更」できる?

10月1日にシステムリリースがありますので、その後より「ゼロコースへの変更が可能」となります。

楽天証券の手数料無料は「ゼロコース」だけ?

楽天証券の新たな手数料形態である「ゼロコース」だけでなく「超割コースも大口優遇の現物取引手数料が0円」になるため、状況に応じて手数料コースを決めた方が良いです。

楽天証券のゼロコースには自動で切り替わる?

楽天証券の「ゼロコース」への切り替えは「ご自身で変更する必要があります」。上記の通り、ゼロコースへの変更が可能になるのは「2023年10月1日」からです。

楽天証券のゼロコースの対象商品は?

国内株式での「現物取引」及び「信用取引」が対象です。楽天証券でも人気の米国株を始めとした「海外株式は対象外」ですのでご注意ください。

楽天証券のゼロコースの対象口座は何がある?

楽天証券のゼロコース対象口座は「NISA口座」・「特定口座」・「一般口座」の全ての口座で活用する事が出来ます。

楽天証券のゼロコース活用で必須のSOR利用同意のやり方は?

楽天証券のゼロコースではSOR利用同意が必須条件となりますが、そもそも「ゼロコースを選択=SOR(楽天証券のシステム)利用同意の承諾」となりますので、「ゼロコースを選択・コース変更」する事で適用されます。

楽天証券のSOR注文について

楽天証券のゼロコースで必要となる「SOR」はスマート・オーダー・ルーティングの略で、東京証券取引所やPTS(私設取引システム)等の市場取引で「最良の価格を自動選択する注文方法」です。

SOR注文の対象は?

「現物取引」と「信用取引」を含む東京証券取引所等の「SOR有効」の銘柄で、楽天証券の証券アプリ「マーケットスピード」にも対応。

www.rakuten-sec.co.jp

かぶミニとかぶツミの違いは?

2023年6月11日より開始した積立サービス「かぶツミ」

「かぶミニ」は2023年4月17日に開始した「1株から個別株の取り引きが出来る楽天証券のサービス」で特徴としては「リアルタイム取引」と「楽天ポイント投資」が可能です。

これに対し、かぶツミは「毎週、もしくは毎月の決まったタイミングに個別株式を積み立てるサービス」です。端的に言えば「かぶツミはかぶミニ取引の一つ」と言えます。

 

また、かぶツミの特徴としまして「少額取引で3,000円、もしくは1株から積立(かぶミニ対象銘柄を積立)」する事ができ「かぶミニと同じくNISA口座も対応可能」です。

※かぶミニとかぶツミはゼロコース対象です

かぶツミのデメリット「5選」

・「金額」か「株数」の指定しかできない※投資信託のように口数で調整できない

・「取引」はスマホウェブサイト or  PCからのウェブサイト接続のみ※iSPEED不可

・株価上昇時の「金額指定」が使いづらい※低く設定すると約定しない

・取り扱い銘柄が少ない※ただし、単元未満株は他社でも取り扱い銘柄が少ない

・かぶミニと同じく「別途スプレッドが発生」※買付け・売却時共に「0・22%」

かぶツミを含む「株の積立投資のデメリット4選」

かぶツミは楽天証券が提供する積立投資です。そして、楽天証券のかぶツミに限らず「株の積立投資にはいくつかのデメリット」があります。

そこで、かぶツミを含む株(個別株)の積立投資で発生しやすいデメリット4選をわかりやすく解説します。

①価格変動リスク: 株式市場は価格が日々変動します。かぶツミのような個別株の積立投資では定期的に一定額を投資しますが、積み立てている会社の株価が下落した場合には同じ金額でより多くの株式を購入する事が出来る反面、含み損が増加する事になります。

②手数料の影響: 積立投資を行う場合、毎月一定額を投資することになりますが、手数料がかかる場合にはその一定額から手数料が差し引かれます(かぶツミの場合はスプレッドが発生)。これが積立投資のリターンを減少させる要因となります。

③市場の不確実性: かぶツミ及び株の積立投資に限らず、株式市場ではどうしてもリスクが伴います。

例えば、各会社の経営成績だけでなく、経済や政治の変化、など様々な要因が株価に影響を与えます。

また、積立投資では市場の状況を完全にコントロールすることはできません。その分、株価下落時には安く資産を買えるメリットもあり、不確実性に対するリスクを考慮して分散投資をする事も大事です。

④運用効果の低下: 積立投資は時間をかけて資産を積み立てる方法ですが、市場が好調な時期には一括で投資した方がリターンが高い場合もあります。積立投資では平均取得単価が利用されるため、かぶツミを含む積立投資が一括投資に比べて運用効果を低下させる要因になる事もあります。

これらのデメリットを理解し、投資戦略を選択する際には注意が必要です。

楽天証券かぶミニの国内株式手数料無料化の注意点「3選」

楽天証券の国内株式手数料無料化は勿論魅力的ですが、心配される大きな注意点が3つあります。かぶミニにおいても気づきにくい注意点となりますので、以下の3点にはくれぐれもご注意ください。

かぶミニの注意点「3選」①2023年10月1日開始の国内株式無料化は「10月2日約定分から適用
②楽天証券のコースを「ゼロコースに変更」する必要がある
③ゼロコースは楽天証券のSORを利用する事が必須条件

また、繰り返しとはなりますが、その他にも「かぶミニの売買取引」には「別途スプレッドが発生(片道0.22%)」するのでお気を付けください。※執行中の注文がある場合はゼロコースを含む、「手数料コースの変更ができません」。すぐに楽天証券のコース変更を希望する場合は、一度、執行中の取引を取り消す必要があります。

【初心者向け】かぶミニを含む株取引でかかるコスト

株式投資で必要となるコストについて解説

 

①手数料以外の費用:取引手数料以外にも、取引に関連するさまざまな費用がかかることがあります。たとえば、取引所が徴収する取引税、外国為替手数料(外国の株式を取引する場合)、口座維持手数料などがあります。これらの費用も投資のコストに含まれますので、注意が必要です。

②売買スプレッド:これは株式の売値と買値の差です。株式を購入する際には売値で購入し、売却する際には買値で売却します。そのため、この売買スプレッドが存在し、これも投資のコストと考えることができます。

③デイトレードのリスク:一日中何度も株式を売買するデイトレードを行う場合、取引手数料が積み重なりやすくなります。デイトレードの際は特に手数料に注意が必要です。

④手数料割引プログラム:一部の証券会社は、頻繁に取引する投資家や大口の投資家に対して手数料割引プログラムを提供しています。このようなプログラムを利用することで、手数料を節約することができますし、楽天証券でもこちらのプログラムを採用しています。

これから楽天証券でかぶミニを始める投資初心者の方は、手数料の重要性を理解し、自身の取引スタイルや投資目標に合った取引コースを選ぶことが大切です。また、手数料だけでなく、かぶミニのような単元未満株取引で発生する売買スプレッドやその他の費用も考慮に入れ、総合的な株取引コストを把握することが投資の成功に役立ちます。

【楽天証券で新NISAの積立予約が開始】積立方法を解説

2023年11月13日(月)より、楽天証券にて、新NISAの積立予約が開始となりました。詳細としまして、2023年のうちに新NISAでの積立予約設定を行う事により、ご自身の入力された積立設定が新NISAに反映されます。

新NISAでのクレジットカード積立、楽天キャッシュ積立はどうなる?

「新NISAに設定する楽天カード、楽天キャッシュによる積立設定による上限」は【楽天カードが月5万円】・【楽天キャッシュが月5万円】の「計10万円分の楽天キャッシュレスによる投信積立」が可能です。

新NISAでのクレジットカード積立上限が月5万円から10万円に

2024年3月8日に金融商品取引法の改正により、新NISAのクレカ積立の上限額が月5万円から新NISAつみたて投資枠の上限金額である月10万円(月額で最大の金額)に引き上げられました。これにより、人気ネット証券「楽天証券」・「SBI証券」のクレカ積立の上限額も「月10万円のクレカ積立」となり、新NISAでもつみたて投資枠の月額最大額までクレカ積立ができます。

新NISAに積立設定をしない場合はどうなる?

現在、現行NISA、つみたてNISAでの積立設定を行っており、積立設定を変更されない場合は、「現行NISA・つみたてNISAの積立設定が新NISAに引き継がれます」。また、新NISAへの移行は自動で行われ、NISA口座以外の積立設定は対象外となります。

楽天証券のかぶミニと外国株式での運用【新NISA戦略編】

国内株式をかぶミニで運用、外国株式をかぶミニと併用で新NISAでも運用


ご存知の方も多いですが、そもそも「NISA口座」では「売買手数料が無料」なので国内株式を購入する事が出来ます。また、海外商品で運用する投資信託も「販売手数料無料(ノーロード)」がつみたてNISA対象ファンドの条件のため、【楽天証券でこれらの金融商品を新NISA口座でも買う事自体が戦略】となります。

ただ、勿論それだけではありません。楽天証券では【国内株式手数料無料化】に加え【取引手数料の1%ポイントバックプログラム】が開始となりますので、これを「新NISA戦略として活用する事が重要」です

楽天証券の取引手数料1%ポイントバックプログラム対象商品

楽天証券の取次手数料1%ポイントバックプログラム対象商品一覧

・外国株式(米国株・中国株・アセアン株)

・先物取引

・オプション取引

・金取引

・プラチナ取引

新NISA戦略を活用する方へ【新NISAのまとめ情報】

前提のお話となりますが、新NISA戦略を活用するには【従来のNISA口座】との比較として【新NISA口座の基本情報と投資条件】をしっかり理解する事が重要です。例えば、いざ新NISAの運用を始めた時に「新NISAの売却枠は復活すると聞いていたから売却したけど今年中に枠が復活しなかった・・・」というような間違いで機会損失を生み出し、大きな損失につながるおそれがあります。

新NISAで大きな損失を出さないためにも、かぶミニのまとめ15選の下にある「最強の家計改善:新NISAの記事」とこちらの「かぶミニの特徴10選」をうまく活用する事により、「安定したかぶミニ×新NISA戦略」が可能となります。こちらにも貼っておきますので、是非とも「新NISAの記事と国内株式手数料無料化のかぶミニの特徴10選の2記事」を活用ください。

かぶミニと国内株式手数料無料化・新NISA戦略に関する説明は以上となります。最後に、「かぶミニの国内株式手数料無料化と新NISA戦略に関するまとめ」をご覧ください。

【まとめ】楽天証券かぶミニの国内株式手数料はスプレッドが発生するが分散投資として新NISA戦略にも有効

今回は【新NISA戦略】を加えた楽天証券かぶミニの国内株式手数料無料メリット5選と注意点について公開しました。楽天証券とSBI証券において「国内株式手数料無料化」が実現となり、ますます楽天証券活用のメリットに繋がりますが、「注意すべき点」も多数あります。

そこで、「楽天証券かぶミニ」における「国内株式手数料無料化」のまとめ「15選」をご確認ください。

 

■国内株式手数料無料化まとめ「15選」■
楽天証券の「国内株式手数料無料化」は2023年10月1日から
②楽天証券の「国内株式手数料無料化」はかぶミニ(単元未満株取引)も含む
③国内株式の取引手数料は「スプレッドが別途発生」するので注意※片道0.22%
④かぶミニ取引はスプレッドが発生しても「分散投資」の観点で活用すべき
⑤楽天証券の国内株式手数料無料化として新手数料形態の「ゼロコース」誕生
⑥国内株式手数料無料化の詳細として【かぶミニ売却手数料が11円から無料に】
⑦国内株式手数料無料の「ゼロコース」はSOR利用同意が必須条件となる
⑧SOR利用同意は「ゼロコースを選択して手数料コースを変更した時点で適用」
➈ゼロコースの対象取引は現物取引だけでなく、信用取引でも活用できる
➉楽天証券のゼロコースだけでなく超割コースの大口優遇も0円(無料)となる
⑪楽天証券の国内株式手数料無料化は「ゼロコース」、SBI証券は「ゼロ革命」
⑫新NISA口座は売買手数料が無料で、新たな戦略としてはポイントバックが重要↓
⑬国内株式手数料無料化に加えて手数料1%ポイントバックプログラム開始
⑭楽天証券のポイントアッププログラムは国内株式は対象外となるので注意
⑮ポイントバックプログラムの対象は外国株式・先物・オプション・金・プラチナ

 

今回の楽天証券「かぶミニ」における国内株式手数料無料化のメリットと新NISA戦略の記事は以上となります。いつも私の「かぶミニ」を含む「新NISA」・「スマホ決済」・「チェーン店でお得なポイントとお支払方法」を活用した「家計改善の記事」をご愛読いただき、本当にありがとうございます。

投資で絶対に損をしたくない方、投資情報をしっかりと身につけたい方は引き続き「新NISAと旧NISAのまとめ記事」完全攻略ガイドをご覧ください。

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一生使える節税・節約記事でこれ以上は今後も出てきません【間違いなく最強の家計改善:100円から投資可能で運用益が全て非課税(1,800万円の投資枠迄)になる新NISAのまとめ記事】※旧NISA口座を2023年中に作るべき理由も徹底解説

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