【新NISAにも関わる楽天証券の新サービス「かぶミニ」の特徴を徹底解説します】
このように考えている投資初心者に朗報です。大手証券会社が対応している「単元未満株」の買い付けが2023年春より楽天証券でも可能になります。
そこで今回は楽天証券の単元未満株取引サービス「かぶミニ」について投資経験者及びお金に関する情報のプロである家計改善ブログの筆者が詳しく解説していきます。投資をこれから積極的に行っていく方に対して必ず有益な情報をお届けいたしますので、最後まで記事を読んでみてください。
※新NISAとかぶミニの活用については、記事の後半にて解説しますので単元未満株(かぶミニ)の説明が必要ない方は「新NISAとかぶミニの活用方法」にお進みください。
・かぶミニ以外の「単元未満株」サービスにおける手数料との比較も公開
・新NISAにおけるかぶミニサービスの活用方法を家計改善のプロが徹底解説
・新NISAと単元未満株「かぶミニ」を活用するうえでよくある誤解についてわかる
・その他、単元未満株(かぶミニ)取引と効率的な株主優待の取得についても解説 etc
- はじめに:単元未満株取引の魅力とかぶミニとの関係
- かぶミニは単元株と同様に元本保証リスクと分別管理がある
- 2023年春に始まった楽天証券「かぶミニ」と開始日について
- 楽天証券の単元未満株取引「かぶミニ」の特徴について
- 楽天証券「かぶミニ」の特徴①主要ネット証券初「リアルタイム取引」ができる
- 楽天証券「かぶミニ」の特徴②寄付取引は1,000銘柄取り扱いで日計り取引も可能
- 楽天証券「かぶミニ」の特徴③「楽天ポイント」で1ポイント=1円を投資可能
- 楽天証券「かぶミニ」の特徴④配当金と株主優待(実施企業のみ)が貰える
- 楽天証券「かぶミニ」の特徴⑤自動入金(スイープ)にも対応
- 楽天証券「かぶミニ」の特徴⑥かぶミニの買付け手数料は無料
- 楽天証券「かぶミニ」の特徴⑦【要注意】売却時には片道0.22%のスプレッドが発生
- 楽天証券「かぶミニ」の特徴⑧売却手数料は1回につき11円
- 楽天証券「かぶミニ」の特徴➈単元株取引との違いと買取請求について
- 楽天証券「かぶミニ」の特徴➉単元未満株とミニ株は名義人が異なる
- 楽天証券「かぶミニ」の特徴⑪NISA口座・新NISA口座にも対応
- 楽天証券「かぶミニ(単元未満株取引)」メリット「5選」
- 楽天証券「かぶミニ」を新NISAで効率よく活用するための情報を大公開
- 新NISAで楽天証券のかぶミニ(単元未満株)は活用できる?
- 新NISAとかぶミニ(単元未満株)の活用で1株の株主優待を獲得
- 新NISAとかぶミニ(単元未満株)と株主優待の活用方法
- 新NISAではかぶミニ(単元未満株)を成長投資枠で活用
- 新NISAのかぶミニ(単元未満株)を成長投資枠で買う理由
- 新NISAで楽天証券のかぶミニを最大限に活用するには?
- 新NISAでかぶミニ(単元未満株)が選択できない理由は?
- 「iSPEED」でもかぶミニの取引が可能に
- 楽天証券の国内株式手数料無料化「かぶミニも無料対象」
- 【最新記事公開】楽天証券の国内株式手数料無料化
- 【楽天証券で新NISAの積立予約が開始】積立方法を解説
- まとめ:楽天証券のかぶミニは新NISAでも分散投資に役立つ
はじめに:単元未満株取引の魅力とかぶミニとの関係
単元未満株とは、1単元以下での単位を現した株式の事を指します。通常の株取引のように大金を持っていなくても、少額から株を買うことができます。例えば、普通の株だと1単元が基準のなるため、1つ買うという事は100株買うという事なんです。
そのため、株取引にはたくさんのお金が必要ですが、単元未満株では1株から買えるので、少ないお金でも株式を持つことができるんです。
このように、ちょっとだけ株を保有する事により、その会社が頑張って儲かると株の価値も上がることが多いので、1株でも保有する事が自身の資産を増やすきっかけとなりますし、その単元未満株サービスの一つが楽天証券のかぶミニです。
単元未満株は少額の資金でも始められるし、将来の楽しみや経済を学ぶためのきっかけにもなり、良いことだらけなんです。
また、かぶミニの単元未満株を1株持つだけでも、次第に経済に興味が湧いてくる方が多いので、実は新社会人の方にとっても株式を持つことは社会的なスキル向上に繋がりやすいというメリットもあるのでおすすめです。単元未満株の説明も以上です。ここからは、かぶミニについて詳しく解説していきます。
まずはじめに、かぶミニを始めるうえで初心者が気になる「資産損失のリスクと補償内容」について詳しく解説します。
かぶミニは単元株と同様に元本保証リスクと分別管理がある
まずはじめに、かぶミニは「楽天証券の新サービス」・「1株から株が現金・楽天スーパーポイントで買える」始めやすい資産運用です。また、通常の日本株と同じく「元本保証」がないため、「100円の価値が80円になるリスク」はあります。ただし、100円の株式が300円の価値になるのも株式の醍醐味と言えます。
また、通常の株運用と同様に「分別管理される」のでご安心ください。ちなみに、分別管理は「証券会社がお客さんから預かった有価証券」を「顧客資産として」管理する事を言います。
わかりやすく言えば「万が一楽天証券が倒産しても証券会社(かぶミニは楽天証券)分別管理されているので心配ない」という事です。ただし、注意点としまして楽天証券の分別管理における「1顧客当たりの金銭保証は1,000万円が上限」のため、この点はお気を付けください。
【楽天証券公式:分別管理について】
証券会社は、お客様からお預かりした有価証券や預かり金については「顧客資産」として、証券会社自身の資産と区別して保管することが法令で義務づけられています(これを「顧客資産の分別管理」といいます)。お取引証券会社が分別管理をしっかりおこなっていれば、万一破綻した際でも、お客様の有価証券や金銭はお客様へ確実に返還されます。
楽天証券では、従前より法令に従い、お客様の大切な資産を安全確実に保管・管理しております。
2023年春に始まった楽天証券「かぶミニ」と開始日について
楽天証券では、単元未満株取引「かぶミニ」のサービスが2023年4月17日開始となりました。
つみたてNISAの口座開設数がトップクラスな事でも有名な楽天証券ですが、同じく人気証券会社「SBI証券」の人気投資である「S株」のような単元未満株取引が出来ないというデメリットがありましたが、2023年4月17日からは、単元未満株取引「かぶミニ」の開始に伴い、楽天証券を活用する事により、益々のメリットを受ける事が期待できます。
それでは、楽天証券の単元未満株サービス「かぶミニ」について詳しくご説明いたします。
楽天証券の単元未満株取引「かぶミニ」の特徴について
楽天証券が2023年4月17日に新たに展開する単元未満株取引サービス「かぶミニ」では「単元未満株の最大のデメリット」とも言える「リアルタイム取引が出来ない」という概念を覆しました。
そこで、ここからは「リアルタイム取引」の説明を含む「楽天証券「かぶミニ」の特徴10選」について徹底解説いたします。
楽天証券「かぶミニ」の特徴①主要ネット証券初「リアルタイム取引」ができる
楽天証券の「かぶミニ」の最大のメリットの一つとしまして、主要ネット証券では初となる「リアルタイム取引」ができます。
※【かぶミニサービスご利用時の注意】スマホでのかぶミニ取引(単元未満株)はPCWEBからのみとなりますのでお気を付けください。
楽天証券「かぶミニ」は指値注文はできる?
楽天証券のかぶミニでは「リアルタイム取引」ができるため、誤解される方も多いですが「かぶミニでは指値注文及び売却日の指定ができない」のでお気を付けください。
楽天証券「かぶミニ」の特徴②寄付取引は1,000銘柄取り扱いで日計り取引も可能
かぶミニはリアルタイム取引では100銘柄とやや少なめですが、寄付取引に関してはサービスの開始時は1,000銘柄に対応する予定となっております。
また、かぶミニでは通常の単元株取引と同様に「日計り取引(当日中に銘柄を売却する事)」も可能です。ただし、「差金決済」に当たる取引は「金融商品取引法に該当するため禁止」となります。
楽天証券「かぶミニ」の特徴③「楽天ポイント」で1ポイント=1円を投資可能
楽天証券でつみたてNISA及び投資信託での金融商品をご購入の方の多くは「楽天ポイントを使用しての資産運用」も活用されております。楽天ポイントは「街でのお買い物、楽天証券での投資信託の金融商品購入」は勿論の事、新たに始まる「かぶミニでも楽天ポイント使用する事が可能で、1株から買う事もできる」ので、更に楽天ポイント活用の幅が広がりました。
通常、株式の購入は1単元(100株)が原則であり、楽天ポイント活用の上限もあるため楽天ポイントを最大限に活用する事ができないのが普通でしたが、かぶミニサービスの開始に伴い楽天ポイントでの個別株購入が可能となりますので、更に楽天ポイント活用の幅が広がります。
楽天証券「かぶミニ」の特徴④配当金と株主優待(実施企業のみ)が貰える
かぶミニでは通常の単元株投資とは違い「保有数が単元株数未満の場合は議決権はありません」が条件を満たした場合は議決権が与えられます。また、かぶミニは単元未満株取引のため、ご自身での株式保有となるので、配当金は勿論、株主優待も受け取れます。
ただし、「楽天証券では単元未満株に満たない場合は1単元以上で貰える株主優待の受け取りが出来ない」のでご注意ください。
※ほとんどの企業が1単元(100株)から優待を実施しております
※詳しくは新NISA、かぶミニ及び株主優待の部分でご説明いたします
楽天証券「かぶミニ」の特徴⑤自動入金(スイープ)にも対応
楽天証券のマネーブリッジを活用している方はご存知だと思いますが、楽天証券には「自動入金(スイープ)機能」があります。楽天証券の自動入金(スイープ)は「楽天証券の預り金と楽天銀行の残額を合計した分の金額を投資商品の買付可能額として利用できる便利なサービス」です。
まだ、ご使用していない方に楽天証券スイープ機能についてわかりやすく説明すると「楽天証券の口座で対象商品を買う場合、資金が足りなくても開設済みの楽天銀行から足りない分の資金を充当し、自動で即時入金をして投資商品を買う事が出来る」かなり使い勝手の良いサービスです。
※ちなみに、楽天証券での米国株式買い付けに対する「スイープ機能」は2021年4月4日に開始しております。
楽天証券「かぶミニ」の特徴⑥かぶミニの買付け手数料は無料
楽天証券では「かぶミニでの株の買付手数料が無料」のため、お気軽に株を買えるのが良い点です。
ただし、かぶミニでの買い付け及び売却には「別途スプレッド費用がかかる」だけでなく、「売却手数料」も必要ですのでお気を付けください。
※かぶミニでの売却取引について、詳しくは下記にて順番にご説明いたします
楽天証券「かぶミニ」の特徴⑦【要注意】売却時には片道0.22%のスプレッドが発生
出典:楽天証券
かぶミニでの買付手数料は無料ですが、「手数料がかからないわけではない」ので注意が必要です。
詳細としまして、かぶミニでは「参考価格に対して売買時に0.22%のスプレッドが発生」します。つまり、「かぶミニの買付手数料は無料」でも、「買付時のスプレッドが0.22%」で「売却時のスプレッドが0.22%+売却手数料11円」がかかります。そのため、同じ100株を楽天証券で買う場合かぶミニの取引手数料は楽天証券の単元株式手数料と比較すると決して安くはないのでご注意ください。※ただし、2023年10月1日より売買手数料が無料になる「ゼロコース」が楽天証券にて誕生。これで更にかぶミニの国内株投資がやりやすくなります。詳しくは下記にて解説します。
【2023年秋】楽天証券のかぶミニ「国内株式手数料無料化」が決定
2023年秋よりかぶミニにおける「国内株式手数料無料化」が決定しました。詳細は、2023年9月末に公開の「家計改善ブロガーのかぶミニ最新記事」をご覧ください。※最新記事「かぶミニの手数料無料情報を新NISA戦略と併せて公開中」
楽天証券「かぶミニ」の特徴⑧売却手数料は1回につき11円
大事な点なので重複いたしますが、上記でもご説明の通り「かぶミニ」の売却時に「スプレッド手数料が片道0.22%」と「売却手数料が11円」が別途発生します。
※売却手数料の11円分は2023年秋より無料化します。詳細は公開中
ただし、株式投資初心者のうちは「かぶミニ」の活用で手数料を気にせずに「分散投資」を意識するのは、投資スキルを上げる点において有効です。
楽天証券「かぶミニ」の分散投資は資産運用において有利?
相場をある程度見極める事が出来る方にとっては「1単元取引や余剰資金を活用した一括投資の方がパフォーマンスが優れている」ので、暴落時の株の購入等を考慮してかぶミニを活用する等の使い分けがおすすめです。
楽天証券「かぶミニ」の特徴➈単元株取引との違いと買取請求について
楽天証券のかぶミニは単元未満株のサービスとなるので、楽天証券ならではの「単元未満株のルールが適用」されます。
詳細としまして、楽天証券でのかぶミニにおける株式の売却は「取引所を通じて行う事ができない場合がある(非取扱銘柄の場合のみ)」のが特徴となります。そこで、下記にて「楽天証券のかぶミニ保有分の資産を換金する方法」をご説明いたします。
楽天証券のかぶミニ(単元未満株)保有分(非取扱銘柄)を換金する方法
通常、楽天証券での株式売買に伴い「市場での株式の現金化」をする事は問題なくできます。ただし、「かぶミニ(単元未満株)は取引所での売却が出来ない非取扱銘柄がある」のが楽天証券での単元未満株取り扱い上のルールとなります。
しかしながら、非取扱銘柄における「かぶミニ(単元未満株)の売却」は「買取請求」という形で可能ですので、その方法をご説明いたします。
※単元未満株取引でも、かぶミニ取扱銘柄は問題なく売却する事が出来ます。
楽天証券公式サイトより:非取扱銘柄における単元未満株(かぶミニを含む)の取り扱い説明
分割などにより発生した単元未満株式については、「売買」ではなく発行会社に「買取請求」をすることで換金できます。
当社では、単元未満株式の売却は、取引所での売却はできません。「買取請求」による換金のみとなります。また、単元未満株式を買い増しし、単元株式にすることはできません。あらかじめご注意ください。
「買取請求」とは、株式などの分割等により市場での売却ができなくなった単元未満の株式を発行会社に買い取ってもらうことにより換金できる手続きです。換金には通常2週間程度お時間がかかります。
買取請求はPCサイトにログイン後、画面右上「マイメニュー」→お客様情報の設定・変更「移管・買取請求」から、お申込みください。
【楽天証券の単元未満株(非取扱銘柄)を買取請求する方法】
かぶミニでの買取請求による取次手数料とNISA口座での注意点
かぶミニにおける株の売却は「買取請求」という形を取る必要がありますが、この時に「取次手数料」という事務手数料が発生します。
楽天証券では「取次手数料が1件につき330円(税込)」かかります。また、とても重要な点としまして「NISA口座の保有分に対しても取次手数料が発生する場合」があります。
ただし、これは「かぶミニにおける「非取扱銘柄」での場合」ですので、ご安心ください。
また、NISA口座では「売却益と配当金に対する税金がかからない」だけでなく、「ノーロード(販売手数料がかからない)商品での資産運用が原則」のため誤解しやすいのですが、基本的に「株の取引には手数料が付き物」ですので、この点にはご注意ください。
楽天証券「かぶミニ」の特徴➉単元未満株とミニ株は名義人が異なる
かぶミニを含む、1株から買える「単元未満株」とは別に、10分の1の単位で取引できる「ミニ株」というサービスがあり、単元未満株=1株からの取引=ミニ株という情報もあるため、これらは混同しがちです。
例えば、楽天証券のかぶミニにおける「単元未満株」の名義人は「ご自身」となります。そして、ミニ株の場合は「名義人が証券会社」が基本となります。
また、証券会社によって単元未満株やミニ株の名称は違いがあるのと同時に、株主優待取得の有無も異なりますのでその違いをご確認ください。
【株主優待の盲点】楽天証券では単元未満株を単元株式(100株)にはできない
単元未満株、ミニ株はどちらも「100株買えば通常の個別株取引と同じで株主優待が貰えると考えてしまいがちですが、実は決定的な違い」があります。
また、楽天証券では単元未満株を分散投資して100株にしても単元株式にする事ができます。例えば、マクドナルドの株をかぶミニの活用で合計100株買えば、通常取引のように1単元の株主優待取得条件を満たしておりますので「優待食事券1冊」を受け取る事が出来ます。
「ミニ株」10分の1単位での売買「証券会社名義」で株主優待の受取権利はない
※ミニ株の「株主優待」はありませんが、証券会社によっては換金する形でミニ株購入者に還元される場合があります。
楽天証券でミニ株は買える?
楽天証券では「ミニ株の取り扱いがない」ため、ミニ株での取引を行う事が出来ません。ミニ株を活用して資産運用をしてみたい方は「LINE証券」、「SBI証券」等の大手証券会社がおすすめです。
楽天証券「かぶミニ」の特徴⑪NISA口座・新NISA口座にも対応
「かぶミニで分散投資(金額の)ができるなら新NISA戦略として活用したい」という意見もありますが、実際に「かぶミニをNISA口座・新NISA口座で活用する事が出来る」のでご安心ください(NISA口座でのかぶミニ活用は2023年に終了となりましたので、引き続き非課税での資産運用と単元未満株取引をする場合はかぶミニでの新NISA成長投資枠活用をご検討ください)。
※新NISA口座での資産運用により発生した利益は非課税となりますが、配当金の受け取り方法は比例配分方式を選択する必要があります。
また、新NISA戦略については下記の内容と、必要に応じて【新・旧NISAのまとめ記事:最強の家計改善】をご確認ください。
楽天証券「かぶミニ(単元未満株取引)」メリット「5選」
楽天証券のかぶミニは、楽天の自動スリープを活用する事で、証券口座に資金が無くても「楽天銀行口座の預金」を証券口座に移すこと(自動設定で可能)により個別株取引(日本株)をする事が出来ます。
その他にも、「かぶミニ」はメリットが多いので、ここでは【楽天証券のかぶミニを利用するメリット5選】をご紹介します。
【楽天証券のかぶミニを利用するメリット5選】
・楽天推奨「iSPEED」アプリを活用して「無駄のない迅速な取引が出来る」
・「寄付き取引」だけでなく、業界初の「リアルタイム取引」ができる
・100株貯めると優待株取引が可能で「株主優待を貰う事が出来る」
・まとまったお金が無くても「少額から日本株取引ができる」
・通常100株単位(1単元)の株取引が「1株から取引可能」
楽天証券「かぶミニ」を新NISAで効率よく活用するための情報を大公開
「かぶミニ」サービス開始に伴い、楽天証券口座を活用している投資家の中には、「新NISAでは投資信託での買い付けを中心に資産運用を考えていたが、単元未満株取引「かぶミニ」が開始するなら新NISAの成長投資枠で積極的な株の売買をしたい」と考える方も当然ながら多いです。
ですが、「NISA口座での単元未満株保有は証券会社によっては出来ない」のが現状です。そのため、楽天証券の新サービス「かぶミニ」の開始は新NISAの併用も含めてかなり有益なサービスとなります。
※新NISAと楽天証券の新サービス「かぶミニ」については下記にて詳しく解説いたします。まずはじめに、新NISAと単元未満株の特徴についてご説明してから、かぶミニについて詳しく解説していきます。
新NISAと単元未満株それぞれの特徴について
「新NISA」は、日本の個人投資家向けの非課税制度であり、2014年に導入された既存のNISA(少額投資非課税制度)の後継制度です。従来のNISAでは、「株・投資信託の運用益に対して年間120万円までが非課税、つみたて投資によるつみたてNISAでは年間40万円までが非課税」でした。
また、新NISAでは、特定の条件を満たす株・投資信託の運用で年間360万円(※)までの投資を行った場合、その利益に課税されずに非課税となります。
※内訳:つみたて投資枠「年間120万円」・成長投資枠「240万円」
一方、「単元未満株」とは、株式市場において、1株の単位で取引されることが一般的な銘柄と異なり、1株未満の単位で取引が可能な銘柄のことを指します。たとえば、1株の価格が高くて投資しにくい場合でも、単元未満株ならば1株未満の単位で投資ができるため、小額から投資を始めることができます。
そのため、楽天証券で新たに始まった「かぶミニ」も「単元未満株投資サービスの一つ」なので、積極的に活用する事により、無理のない投資を実現しつつ、投資スキルを徐々に上げる事が出来ます。
新NISA枠での単元未満株取引では何株から配当金が受け取れる?
新NISA枠で配当金を受け取り、税金を非課税に出来るのが新NISAの大きなメリットです。しかも、新NISA口座の成長投資枠で買った「単元未満株(かぶミニで購入した分)」は、「1株から配当金を受け取る事が出来ます」。
つまり、新NISAでも有効活用できるかぶミニ(単元未満株)は「1株ずつ買って株価下落リスクを抑えつつ、配当金を受け取る事が出来る」投資初心者向け、もしくは一括投資が苦手な方には大変有効的な投資手法となります。
新NISAで楽天証券のかぶミニ(単元未満株)は活用できる?
結論から申し上げますと「楽天証券はNISA口座での単元未満株保有ができる」のため、新NISA口座でもかぶミニ買付分の保有が可能となります。また、新NISA口座において単元未満株及び個別株は「成長投資枠での取引」にあたります。
新NISAでかぶミニを活用できる「成長投資枠」について
新NISA口座でかぶミニを利用するには「成長投資枠」を使う事になります。「成長投資枠」は新NISAの2つの投資枠のうちの一つ(もう一つはつみたて投資枠)で、年間240万円分の非課税枠があります。
また、意外と間違えやすいのが、成長投資枠は個別株だけでなく「つみたて投資もできる」ので、無理に株式を買って運用する必要はありませんので、あまりリスクを取りすぎないようにしてください。
新NISAでかぶミニを活用するのは「成長投資枠」で「個別株」を買うという事
投資初心者の方の中には、「新NISA口座でかぶミニを活用する事がどういう事かよくわからない」という方もいらっしゃいます。
簡単に申し上げますと、【新NISA口座でかぶミニの単元未満株取引をする】=【新NISA口座の成長投資枠で個別株を最低でも一株以上買って資産運用する】という事です。
つまり、新NISA口座でのつみたて投資枠のように「投資信託・ETFでつみたて投資」をするのとは違い、各お気に入りの会社の株を買って成長投資枠で運用しつつ、「単元株(100株以上)よりもリスクを抑えて個別株の運用をする」のが「かぶミニ取引」のメリットの一つでもあります。
※新NISAでかぶミニを成長投資枠で活用する方法については下記にてご説明いたします。
ちなみに、新NISAは「現在運用中の証券会社にて自動開設される」ので、楽天証券で一般NISA口座やつみたてNISA口座を開設された方は「楽天証券にて新NISA口座が自動開設」されます。
そこで、ここからは「新NISAでのかぶミニ取引の効率的な使い方」を株主優待取得の条件を含めて解説していきます。
新NISAとかぶミニ(単元未満株)の活用で1株の株主優待を獲得
新NISA口座で楽天証券のかぶミニ(単元未満株)活用により、配当金に対してかかる税金がかからないだけでなく、1株から貰える株主優待を取得する事が出来るようになります。
ただし、上記でもご説明の通り「(非取扱銘柄に関しては)楽天証券では単元未満株を単元株式にはできない」ので、お気をつけください。
また、楽天証券で株主優待を中心とした株式投資をしたい投資初心者の方は「まずは上新電機のような1株投資での株主優待取得から始める」のがおすすめです。
新NISAとかぶミニ(単元未満株)と株主優待の活用方法
楽天証券の新サービス「かぶミニ」を使った単元未満株取引により、単元株式にする事はできませんが、新NISAとの併用で「配当金の税金を非課税」にして「1株で貰える株主優待」を「楽天ポイント」で購入する事により、かなりの低リスクで個別株の保有を続ける事が出来ます。
また、新NISAの成長投資枠でも投資可能なかぶミニの「1株投資優待」の中でも特に人気の株主優待をご紹介します。かぶミニでの投資も対象な「1株の保有で貰える株主優待」は「KDDI(隠れ優待)」、「上新電機」が特に人気です。
※隠れ優待とは「大々的には公表されていない株主優待」の事を指します。そのため、1株での保有で獲得する事が出来ると同時に、株主優待が貰えない場合もあります。
新NISAではかぶミニ(単元未満株)を成長投資枠で活用
新NISAで成長投資枠をうまく利用するには「かぶミニ」による「単元未満株取引」を活用するのがおすすめです。
詳細としまして、新NISAでは成長投資枠での個別株取引に「かぶミニ(単元未満株)」を活用する事が出来ます。つまり、「新NISAの成長投資枠」で「個別株を1株からつみたて」する事でリスクを分散しながら個別株投資をする事が出来ます。
※新NISAの成長投資枠によるかぶミニ取引で利用可能な投資手法「ドルコスト平均法」の記事も別途公開しておりますので、必要な方はご愛読ください。
かぶミニを含む単元未満株を新NISA「成長投資枠」で活用できる証券会社「5選」
ここでは、新NISA「成長投資枠」にも対応している単元未満株(かぶミニを含む)が買える証券会社と「証券会社毎の単元未満株の名称をご紹介」します。
【新NISA成長投資枠対応:単元未満株取り扱い証券会社「5選」と名称】※順不同
①楽天証券「かぶミニ」
②SBI証券「S株」
③auカブコム(旧カブドットコム)証券「プチ株」
④SMBC日興証券「キンカブ」
⑤マネックス証券「ワン株」
新NISAのかぶミニ(単元未満株)を成長投資枠で買う理由
ここでは、「新NISA口座でかぶミニをわざわざ使う理由がわからない」・「1単元からの株の購入で充分なのでは?」という疑問にお答えします。
新NISA口座は、非課税枠を使う事が出来るとはいえ、個別株投資がしたいが「新NISA成長投資枠での損失は極力控えたい・・・」という方は非常に多いです。
そもそも、投資の基本は「長期・分散による投資」ですが、金融商品の分散(株式・不動産・金等に振り分ける事)の他に「ドルコスト平均法による数回に分けて株式を買う」事も立派な分散投資と言えます。その分散投資を最大限に活かす事が「新NISAの成長投資枠でかぶミニ(単元未満株)を買う最大の理由」となります。
新NISAのかぶミニ(単元未満株)を成長投資枠で使うメリット
活用したいのが「新NISAの成長投資枠でかぶミニ(単元未満株)を買う」という方法です。新NISAの成長投資枠でかぶミニによる単元未満株を購入する、また成長投資枠をかぶミニで使うメリットとしては「下落リスクを抑えながら少額での投資が可能」という事です。
例えば、100株で10万円の株を50株買うとします。そうすると、株式の購入金額は50株分の5万円です。もし、その5万円分の株式が弱気相場に入り20%価値が下落した場合は「4万円まで価値が下がる」事になります。金額で言えば1万円の損失です
ただし、通常1単元(100株)10万円分の購入の場合は同じ20%の下落で「8万円まで価値が下がります」。金額で言えば「2倍の」2万円の損失です。
つまり、10万円しか新NISAの成長投資枠で株式を購入する余裕資金がない場合、「かぶミニでの購入で半分(50株)ずつ買った場合は損失額が半値となり、残りの5万円分を株式の追加購入に充てる」事も出来ます。
※理解のしやすさを考慮しているため、かぶミニのスプレッド手数料は計算に入れておりませんのでご了承ください。
このように、相場の下落局面では「損失を抑えつつ、分散しながら株式の購入が出来る」のが新NISAの成長投資枠でかぶミニ(単元未満株)を使うべきメリットと言えます。
新NISAで楽天証券のかぶミニを最大限に活用するには?
新NISA口座は旧NISAを更に拡充した仕組みとなっており、もちろんの事、非課税での個別株の運用が可能です。
ただし、かぶミニの取引は通常の個別株取引とは別に「取次手数料」が発生する銘柄もあります。
また、かぶミニでは原則として「スプレッド」がかかるため、「新NISAとかぶミニにおけるキャピタルゲイン(株の値上がり益)狙いの資産運用」は新NISAの概念及びかぶミニとの相性がそれ程良くはないので、ご注意ください。
それを踏まえて、新NISAでかぶミニを活用する事自体が、ドルコスト平均法による分散投資が効いてくるので「株価暴落時」の時ほど、かぶミニのリスク軽減効果が発揮されます。
新NISAとかぶミニの併用は「インカムゲイン」前提の長期保有がおすすめ
新NISAでかぶミニを最大限に活用するには、やはり「長期保有」が鉄則となります。何故なら、短期保有での売買は「分散投資」より「一括投資」が中心であり、そもそも「新NISA」は「長期投資のための非課税制度」だからです。
そのため、新NISAでかぶミニを活用する場合は「インカムゲイン(株の配当益)」に重点を置いて、個別株の長期保有を前提としてください。
新NISAでかぶミニを活用する事により、「配当金が非課税」、「資産の分散投資」、「楽天ポイントの活用」、「長期保有による値上がり益が狙える」事により新NISAでの資産運用において大きなメリットとなります。
新NISAでかぶミニ(単元未満株)が選択できない理由は?
「かぶミニが新NISAに対応しているはずなのにNISA枠を選択できない」という場合があります。この場合の多くは【新NISA口座を開設していない】事がほとんどです。
かぶミニは楽天証券が提供しているサービスのため、楽天証券の口座開設をしていれば「かぶミニによる単元未満株取引が可能」ですが、「新NISA口座開設は別途お申し込みが必要」のため、新NISA口座を開設していない場合は【新NISAの成長投資枠でかぶミニ取引が出来ない】のでお気を付けください。
また、その他のかぶミニで新NISAを選択できない理由はこちらにてまとめましたので、ご確認ください。
その他のかぶミニを新NISAで選択できない理由「5選」
一般的には「かぶミニをNISA枠(新NISA)で選択できない理由(かぶミニを新NISA枠で買えない)」はそもそも「新NISA口座を開設していない」事が原因の事が多いですが、その他の理由も重要な落とし穴があります。
そこで、新NISA口座開設の他にも見落としがちな「かぶミニを新NISAの投資枠で選択できない理由5選」をわかりやすく解説します。※かぶミニの新NISA選択の解説は順不同
【その他のかぶミニを新NISAで選択できない理由:5選】
①レバレッジ投信・毎月分配型などの、新NISA対象外の金融商品の場合
②新NISAの個別株を「つみたて投資枠」で購入しようとしている(成長投資枠は可)
③債券や非上場株式購入、もしくは「旧NISA」で買おうとしている(旧NISAは買付終了)
④新NISA口座を開設しているが「かぶミニ対象外の銘柄」を購入しようとしている場合
⑤「iSPEED」かぶミニ購入画面で口座区分の切り替えを「特定口座」のままにしている
「iSPEED」でもかぶミニの取引が可能に
2023年7月4日より、楽天証券がご提供するスマホアプリ「iSPEED」でも「かぶミニ(単元未満株)」での取引が可能となりました。
愛用者が語る「iSPEED」を必ず活用すべき最大の理由
「iSPEED」に対して、あまり必要性を感じていない方も多くいらっしゃいますが、実際の話、かなり損をしていると私は感じます。
何故なら、「iSPEED」を活用するだけで、文字通りの「スピーディーな株取引が可能」となるからです。実際の話、私自身「1秒単位での取引の遅れで1万円単位の利確するタイミングを逃がしてしまう」事が多々ありました。ですが、この「iSPEEDを活用して株取引をする事で、効率的に株の売買をする事が出来る」ようになりました。
その他にも「日経平均」・「NYダウ」・「経済ニュース」・「為替」・「先物」等の確認に加え、今回新たに導入された「かぶミニ(単元未満株)」での取引ができるため、かなり重宝しております。また、「iSPEEDアプリのご利用は完全無料」で活用する事が出来ます。
楽天証券のiSPEEDアプリは新NISAの成長投資枠とかぶミニ取引も対象
楽天証券のiSPEEDアプリでは現物取引を素早く取引できます。しかも、【新NISAの成長投資枠】対象の銘柄も取引が出来ます。
更に、iSPEEDアプリの凄い所は【新NISAの成長投資枠】に【かぶミニ】を活用した取引が出来るため、完全投資初心者の方も「新NISAの成長投資枠でより分散の利いた投資が可能(同じ銘柄を1株から新NISAの成長投資枠でのご購入が出来るため)」です。
「iSPEED」の解説は以上となります。最後に、これからかぶミニを始めようか迷っている方、既に始めている方に耳寄りな情報があります。それは「楽天証券の国内株式手数料の無料化」です。
楽天証券の国内株式手数料無料化「かぶミニも無料対象」
2023年10月1日より楽天証券の国内株式の手数料が無料となりました。また、同じく「かぶミニにおける国内株式の手数料も無料」です。ただし、かぶミニで取引をする場合は、国内株式手数料無料化とは別に注意点があります。
注意点「かぶミニ」も株式手数料無料化となるが「スプレッドは発生」
楽天証券の国内株式手数料は「かぶミニも対象」となりますが、注意点があります。それは「かぶミニ」で国内株式を買い付けする場合は別途「スプレッドが発生」するという点です。つまり、「かぶミニでの国内株式買い付け手数料0円(もともと発生しない)」・「かぶミニでの国内株式売却手数料が1回11円(税込)から0円になる」という事で間違いありませんが「スプレッド分は通常通り料金が発生する」のでお気を付けください(詳しくは、2023年9月末より公開中のかぶミニ株式手数料無料化の記事をご覧ください)。
【最新記事公開】楽天証券の国内株式手数料無料化
2023年10月1日の楽天証券「国内株式手数料無料化」に伴い、楽天証券の手数料が無料となる「ゼロコースを選択」するメリット5選、ゼロコース選択方法の他にも、注意点、初心者向けの投資情報を公開しましたので、是非ともご活用ください。
【楽天証券で新NISAの積立予約が開始】積立方法を解説
2023年11月13日(月)より、楽天証券にて、新NISAの積立予約が開始。詳細としまして、2023年のうちに新NISAでの積立予約設定を行う事により、ご自身の入力された積立設定が2024年1月に開始した新NISAに反映されます。
新NISAでのクレジットカード積立、楽天キャッシュ積立はどうなる?
「新NISAに設定する楽天カード、楽天キャッシュによる積立設定による上限」は【楽天カードが月5万円】・【楽天キャッシュが月5万円】の「計10万円分の楽天キャッシュレスによる投信積立」が可能です。
新NISAでのクレジットカード積立上限が月5万円から10万円に
2024年3月8日に金融商品取引法の改正により、新NISAのクレカ積立の上限額が月5万円から新NISAつみたて投資枠の上限金額である月10万円(月額で最大の金額)に引き上げられました。これにより、人気ネット証券「楽天証券」・「SBI証券」のクレカ積立の上限額も「月10万円のクレカ積立」となり、新NISAでもつみたて投資枠の月額最大額までクレカ積立ができます。
※楽天証券の場合「月5万円のクレカ積立」・「楽天キャッシュ積立月5万円」の計10万円の積立投資という形が変更となり、クレジットカードによる積立だけでも新NISAのつみたて投資枠を「月の上限額まで」投資する事が可能となりました。
新NISAに積立設定をしない場合はどうなる?
現在、現行NISA、つみたてNISAでの積立設定を行っており、積立設定を変更されない場合は、「現行NISA・つみたてNISAの積立設定が新NISAに引き継がれます」。また、新NISAへの移行は自動で行われ、NISA口座以外の積立設定は対象外となります。
それでは、新NISAにも大きく関わってくる楽天証券の新サービス「かぶミニ」についてのまとめに入ります。
新NISAの積立設定は投信残高ポイントプログラム対象商品がおすすめ
楽天証券で新NISAの積立設定をする場合、何に投資をするか迷っている方におすすめしたいのが、投信残高ポイントプログラム対象の金融商品です。また、楽天証券の投信残高ポイントプログラム対象は以下の4つです。
【楽天証券の投信残高ポイントプログラム対象金融商品・信託報酬・ポイント還元率】
・楽天・オールカントリー信託報酬率「年0.0561%」・ポイント還元年率「0.017%」
・楽天・S&P500信託報酬率「年0.077%」・ポイント還元年率「0.028%」
・楽天・先進国株式(除く日本)信託報酬率「年0.088%」・ポイント還元年率「0.033%」
※2023年12月22日販売開始
・楽天・日経225信託報酬率「年0.132%」・ポイント還元年率「0.053%」
※2023年12月22日販売開始
まとめ:楽天証券のかぶミニは新NISAでも分散投資に役立つ
今回は新NISAと楽天証券の単元未満株取引「かぶミニ」の特徴10選を徹底解説についての記事を公開しました。結論としまして、かぶミニは手数料が気になる反面、1株投資での株主優待と分散投資の点においては、非常に優れております。
また、前回公開しました【新NISAの情報にプラスして「かぶミニ」サービスの特徴をこちらの1ページに全て凝縮】しましたが、内容が難しいのでまとめに入ります。それでは、新NISAの内容を含む【楽天証券の新サービスかぶミニのまとめ15選】をご覧ください。
・楽天証券の新サービス「かぶミニ」は2023年春:4月17日に開始
・NISA口座開設済みの方は2024年開始時点で「新NISA口座が自動開設」される
・新NISAの改正に伴い【旧NISAからのロールオーバーが出来ない仕様】となった
・NISA口座を開設している方は新NISA開始後も【別枠で旧NISAを非課税運用可能】
・新NISAの非課税保有限度額は1,800万円で【売却による枠の再利用も可能】※翌年
・かぶミニは主要ネット証券初の「リアルタイム取引」が可能
・楽天証券でかぶミニを活用して「単元未満株を単元株式にして株主優待がもらえる」
・かぶミニは買い付け手数料が無料となるが完全無料では売買出来ない点に要注意
・かぶミニ取引での売買は「片道で0.22%のスプレッド」と売却手数料11円が発生
・NISA口座では損益通算・繰越控除が出来ないので安定的な運用が必須
・課税口座からNISA口座に資産を移すことはできない※新・旧NISA共に不可
・米国株式のような「外国株式」はリターンに伴いリスクもそれなりにある
・【つみたて投資枠と成長投資枠の併用ができる】ため新NISAは自由度が高い
・新NISAとは別に旧NISAを始めておくと効率的に資産運用ができる※先行者利益
※新NISAについて更に詳しく知りたい方は「新旧NISAのまとめ記事を公開中」ですので、是非ともご活用ください。
改めて解説すると、新NISAは旧NISAを別枠で運用する事が可能となっため、家計にとても優しい制度な反面、かなり複雑な仕組みとなりました。
また、楽天証券の新サービス「かぶミニ」は新NISAとの併用も関連して、とても難しい内容ですので、完全に理解するためにも【ブックマーク】して何度も読み返してみてください。
また、私の記事では「新NISA」と「かぶミニ」以外にも家計を支えるための記事を随時公開中です。是非とも「家計改善の記事」をご活用ください。
今回は以上となります。いつも私の新NISA、かぶミニの情報を含む【家計改善】の記事をご愛読いただきまして本当にありがとうございます。もし、家計が苦しくなるような事があれば気兼ねなく、いつでもこちらにいらしてくださいね。最新の節約情報をご用意してあなたをお待ちしております。